建築科(夜間)
専門課程:2年制
カリキュラム
忙しい社会人も無理なく学べる駅前の国土交通省認可、建築科(夜間)
- 夜間2年間で、二級建築士を目指し、建築業界で必須の設計技術が取得できます。
- 建築科夜間では、昼間部の建築科と同様のカリキュラムで、建築業界で実践的に活躍できる人材を育成します。
現在の建築業界では、設計の分野でも施工の分野でもCADで図面が描け、表現できることが必須です。 図面の意味を理解することをポイントに、建築計画的な考察、建築を成り立たせる建築構造・法規・設備など多岐にわたるカリキュラムで、総合的に建築を捉えることができる人材を輩出します。建築製図実習を2年間で「10」の科目に分けてステップアップをしながら、住宅の設計から始まり中規模集合住宅、中規模オフィスビルの設計を行います。また二級建築士試験対策講座では、筆記試験問題の要点を捉え、徹底して問題に慣れてもらい、その要領を取得いたします。試験製図では、平行定規を使用して線を引くところから学び、プランをまとめる力を身につけ、手描き製図を素早く正確に描けるように練習を重ねます。
2年間の集大成として卒業設計を行っております。建築は最終的に空間や形態によって存在しますが、そこに至るアプローチにおいて設計の面白さを体験してもらいます。
| 1年次 | |||||
| 4月 | 6月 | 9月 | 11月 | 1月 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 建築計画 | 建築計画の概要 | 建築計画1 木造住宅の計画 |
建築計画2 RC造低層住宅の 計画 |
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| 建築法規 | 建築法規の概要 | 建築法規1 集団規定1 |
建築法規2 集団規定2 |
建築法規3 単体規定1 |
建築法規4 単体規定2 |
| 建築構造 | 建築構造の概要 | 構造力学1 外力と反力 |
構造力学2 反力と応力 |
構造力学3 トラス |
構造力学4 断面と応力 |
| 建築施工 | 建築施工の概要 | 建築施工1 木造住宅の材料と施工 |
建築施工2 RC造・S造の材料と施工 |
建築施工3 各種工事の材料と施工 |
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| 建築設計製図・ CAD |
建築製図実習1 製図・CAD操作の 基礎 |
建築製図実習2 小規模木造住宅の設計 |
建築製図実習3 中規模木造住宅の設計 |
建築製図実習4 2世帯木造住宅の 設計 |
建築製図実習5 RC造低層住宅の 設計 |
| プレゼンテーション | プレゼン手法の基礎 | 小規模木造住宅の プレゼン |
中規模木造住宅の プレゼン |
2世帯木造住宅の プレゼン |
RC造低層住宅の プレゼン |
| 2年次 | |||||
| 4月 | 6月 | 9月 | 11月 | 1月 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 建築計画 | 建築計画3 RC造集合住宅の 計画 |
建築計画4 S造オフィスビルの 計画 |
建築計画5 RC造複合ビルの 計画 |
二級建築士 対策講座 |
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| 建築法規 | 建築法規5 特殊建築物の 法規制 |
2級施工管理 対策講座 |
二級建築士 対策講座 |
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| 建築構造 | 構造力学5 不静定構造物 |
2級施工管理 対策講座 |
二級建築士 対策講座 |
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| 建築施工 | 建築施工4 建築生産と材料 |
2級施工管理 対策講座 |
二級建築士 対策講座 |
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| 建築設計製図・ CAD |
建築製図実習6 RC造中層住宅の 設計 |
建築製図実習7 RC造集合住宅の 設計 |
建築製図実習8 S造オフィスビルの設計 |
建築製図実習9・ 卒業制作 RC造複合ビルの 設計1 |
建築製図実習10・ 卒業制作 RC造複合ビルの 設計2 |
| プレゼンテーション | RC造中層住宅の プレゼン |
RC造集合住宅の プレゼン |
S造オフィスビルの プレゼン |
RC造複合ビルの プレゼン |
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| 建築計画 | 建物の利用者、用途(住宅、事務所、店舗、公共施設など)、立地条件などから求められる機能を満たし、 換気や採光、音響、及び動線や避難路などを考慮した建物の配置やプラン(間取り)を学びます。 |
| 建築法規 | 建築を設計、施工する上で必要な建築関連法規(建築基準法、都市計画法、建築士法、建設業法など)と各種申請手続きについて学びます。 |
| 建築構造 | 建築物が自重や積載荷重、地震、風、積雪その他の外力によって倒壊することなく安全に人々が生活できるような構造形式と工法について学びます。 |
| 建築施工 | 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の建築を実際に作り上げるために必要な工事方法や安全管理、材料、機械の種類や事務手続きなどについての知識を学びます 。 |
| CAD・製図 | 建築設計図の基本を学び、AutoCADを用いて木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の各構造物の製図を行います。設計条件には現実の敷地と法規制を選び、実践的な設計能力を養います。 |
| CG・プレゼン | AutoCAD 、Shade、Illustrator、Photoshopなどのソフトを用いて各自の設計作品をプレゼンテーション資料として仕上げていきます。建築の実務において最も大切なプレゼンテーションの能力を高めていきます。 |
CAD教育による人材育成
毎年60%程度の就職志望学生が入学しています。就職する為の必要条件としてCADがあげられます。
CAD教育の充実。 CAD授業の内容は、昼間課程の建築科に準じます。
他校との比較(CAD授業単位数)
| 当校 | 都内A校夜間 | 都内B校夜間 | 他校 |
|---|---|---|---|
| 1年次・・・ 8単位(300時間程度) |
1年次・・・ 1~2単位(80時間程度) |
― | 2DCADのみ |
| 2年次・・・ 10単位(400時間程度) |
2年次・・・ 3~4単位(150時間程度) |
2年次より選択性2単位 | ― |
| 2年間総時間数 700時間程度 |
― | ― | ― |
建築施工技術者の為の人材育成
総合講座による集中講座が設けられています。
| 22年度 | 2級建築施工管理技士合格率 70% (受験者 40名・合格者 28名) |
全国平均合格率 42% |
| 21年度 | 2級建築施工管理技士合格率 75% (受験者 16名・合格者 12名) |
全国平均合格率 34% |
| 20年度 | 2級建築施工管理技士合格率 76% (受験者 13名・合格者 10名) |
全国平均合格率 57% |
1年生
4月 建築概念・設計概念・動機付け
1期前半では授業や実習、卒業後建築の仕事をする上で必要不可欠なコンピューターに関する基礎知識や、 ワープロ(Word)、表計算(Excel)、画像編集(Photoshop、Illustrator)や2次元図面ソフト(AutoCAD)の基本操作を学びます。 後半では、2期から使用する3次元CAD(Shade)の操作と建築図面を描く上で基礎となる図学を学びます。 手描きで幾何図形を描きながら3次元立体の平面表現や平面図面からの立体復元などの表現方法を学びます。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 建築体験 |
| 建築法規 | 建築形態と法規の関係・建築士 |
| 建築構造 | 建築形態と構造の関係 |
| 建築施工 | 建築に係わる仕事と職種 |
| CAD・製図 | CAD操作 |
| CG・プレゼン | 立体概念導入 |
3次元CAD(Shade)を用い、基本立体を組み合わせて「空間」を感じさせる作品や家具を作ります。
6月 住空間構成 80平方メートル
2期では、住空間の計画に必要な諸寸法を、日本建築に伝わる伝統的な寸法体系や人間工学の基づく寸法体系などを通して学びます。 設計・製図実習では、80u程度の木造小住宅の計画に取り組みます。 はじめに各自の考えをフリーハンドでスケッチし、次に2次元図面ソフト(AutoCAD)、 3次元CAD(Shade)を使って図面や透視図の作成練習を行います。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 人体寸法と動作寸法(原論) |
| 建築法規 | 通風・換気・日照 |
| 建築構造 | 地震・風の影響 |
| 建築施工 | 施工技術とモジュール寸法 |
| CAD・製図 | 平立面の製図記号と表現手法 |
| CG・プレゼン | Shadeによる立体表現入門 |
手描きスケッチを元に2次元図面ソフト(AutoCAD)と3次元CAD(Shade)を用いて2D,3D図面を描いていきます。
9月 専用住宅設計 120平方メートル
2期に学んだ木造小住宅空間の計画、設計方法に関する知識を基に、4人家族のための戸建住宅の設計を行います。 120uという極めて一般的な規模の木造2階建住宅の設計課題ですが、まずは典型的な住宅の平面、 立面、断面計画ができるようになること、 自分のスケッチを基に2DCADによる製図や3DCAD図(Shade)による内外部の立体表現ができるようになることを目的としています。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 住宅の計画手法 |
| 建築法規 | 道路・採光・面積規模 |
| 建築構造 | 木構造骨組み |
| 建築施工 | 木造骨組み工事の手順 |
| CAD・製図 | 断面の製図記号と表現手法 |
| CG・プレゼン | Shadeのモデルと表面の材質 |
中規模の戸建住宅の設計を行いながら建築図面と3D表現を学びます。
11月 非住宅空間設計 210平方メートル
4期では高齢化社会に対応できるような木造2階建て2世帯併用住宅を課題とし、 祖父母と両親、子供世帯がどのように係わりながら生活をしていくのか、 建物とその周辺の住環境との関係も考慮に入れながら設計を行います。 特に祖父母への配慮から「バリアフリー」や「ノーマライゼーション」などの思想についても学び計画に反映できるようにします。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 非住宅の計画手法 |
| 建築法規 | 斜線規制・建蔽・容積関連法規 |
| 建築構造 | 木造に関する構造力学(静定) |
| 建築施工 | 2×4の骨組みと施工手順 |
| CAD・製図 | 詳細図の表現手法 |
| CG・プレゼン | プレゼンテーションの方法 |
2世帯あるいは店舗等併用住宅を設計しながら「バリアフリー」や「ノーマライゼーション」などの思想についても学びます。
1月 二級建築士能力
5期は、4期に設計を始めた2世帯併用住宅の設計をCAD図面化して仕上げるとともに、 1/00スケールの模型を作成、写真撮影をし最終的なプレゼンテーションボードにまとめます。 各自で製作した作品の特長を最も効果的に表現できるレイアウト手法についても学びます。 作品はプレゼンコマで発表をし、複数の教員から講評を受けます。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 住宅環境・地域計画・住宅設備 |
| 建築法規 | 防火・耐火・日影規制関連法規 |
| 建築構造 | 構造材料 |
| 建築施工 | 木造住宅の施工計画と管理技術 |
| CAD・製図 | 木造住宅の実施設計・日影図 |
| CG・プレゼン | 木造住宅の模型表現 |
4期の課題を2D、3D図面、模型写真など多様な表現手段を用いプレゼンテーションボードにまとめます。
2年生
4月 低層マンション 1000平方メートル
2年生1期では、鉄筋コンクリート造集合住宅の構造・法規・施工上の特性について学びます。 構造では最も一般的なラーメン構造、壁式構造について、 また法規では建築基準法・消防法を軸に構造や避難に関する部分について、 施工では内装の仕上げ材料とその施工方法について学びます。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 集合住宅計画・建築経営手法 |
| 建築法規 | 構造強度・避難計画関連法規 |
| 建築構造 | 鉄筋コンクリート(RC)の構造計画 |
| 建築施工 | RC建物の施工技術と管理手法 |
| CAD・製図 | RC建物の一般図面表現 |
| CG・プレゼン | Revitによる立体表現入門 |
実際にある敷地に法的条件をクリアしながら集合住宅の設計を行っていきます。
6月 中高層マンション 2000平方メートル
2期では1期に学んだ鉄筋コンクリート造と集合住宅についての知識を基に、 中規模集合住宅(2000u)の基本設計を行います。実在する敷地を計画敷地とし、 実際の法規制を考慮しながら設計を進めます。 法規制、構造、施工のことを考慮しながら現実的な解答を出すのがこの課題の目的です。 さらに、集合住宅全体の計画とともに、各住戸内の平面計画の練習も行います。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 建築団地の環境計画 |
| 建築法規 | 構造規定関連法規 |
| 建築構造 | 非木造の構造力学(不静定) |
| 建築施工 | 中高層建物の設備工事と技術 |
| CAD・製図 | RC建物の詳細図面表現 |
| CG・プレゼン | Revitによる断面表現 |
家族向け3LDKを中心としたRC造中低層集合住宅の設計と模型製作を行います。
実際の敷地に特長ある集合住宅を計画することを目標とします。
9月 単一用途中高層施設 3000平方メートル
3期は鉄骨造の事務所ビルについて学びます。特に賃貸ビルの場合は経済性を考慮した設計が求められます。 鉄骨造事務所ビルの計画、構造、設備の特性を学びながら効率のよい事務所ビルの設計を行います。 また建築物の安全性をテーマに構造・防火・耐火・避難などに関する材料の知識を学ぶと共に、具体的な施工方法を学びます。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 就労空間の計画と室内レイアウト |
| 建築法規 | 防火・耐火・防災・消防関連法規 |
| 建築構造 | 鉄骨造の構造計画 |
| 建築施工 | 鉄骨建物の施工計画と管理技術 |
| CAD・製図 | 鉄骨建物の図面表現技術 |
| CG・プレゼン | 大型建物の模型表現 |
事務所ビルの設計では特に経済性を考慮する必要があります。
共用部を減らし合理的な平面、断面計画をする必要があります。
構造、設備に関する知識をもとに現実的な設計を行います。
11月 複合用途公共施設 5000平方メートル
前半は、11月初旬に行われる「二級建築施工管理技士」の対策講座を中心に授業を行い、 後半は、建築科2年間で行う最後の設計課題として鉄筋コンクリート造の複合用途施設を計画します。 これまで行ってきた戸建住宅、集合住宅、事務所ビルなどの一用途の建物の知識をもとに、 3種類以上の複合用途(集合住宅、公共図書館、役所施設)の建築の設計を行います。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 公共建築空間の計画 |
| 建築法規 | 福祉・環境関連法規 |
| 建築構造 | 構造骨組みの構造計算 |
| 建築施工 | バリアフリー工事の概要 |
| CAD・製図 | バリアフリー建築の詳細設計 |
| CG・プレゼン | 実務プレゼン |
公共施設をもった複合施設の設計には、不特定多数の利用者を想定しバリアフリーへの配慮が必要とされます。
複雑な設計条件の中に合理的な施設を計画することを目標とします。
1月 一級建築士能力
5期では、4期に計画した複合用途施設を2DCAD、3DCADを利用して図面化するとともに模型製作と写真撮影を行い、
2年間の集大成としての卒業制作としてプレゼンテーションボードにまとめます。
また、大規模特殊建築物の構造、設備、施工とその積算方法についても学ぶとともに、卒業後の二級建築士試験対策講座も行います。
| 分野 | 科目 |
|---|---|
| 建築計画 | 地域計画・都市計画 |
| 建築法規 | 労働・保安・工事管理関連法規 |
| 建築構造 | 特殊降雨贓物の構造計画 |
| 建築施工 | 工事関係費の管理(積算)技術 |
| CAD・製図 | 大型建物の基本設計図 |
| CG・プレゼン | クイックプレゼン技法 |
2年間で学んだ建築の知識をもって複合建築の設計にあたります。
不特定多数の人が利用する公共建築の設計には考慮すべき要因が多く含まれ、建築設計の中では難易度の高い設計課題といえます。

