建築科
専門課程:2年制
学生作品
初めて建築を学ぶ人でもここまで出来る
建築科 1年生作品
1・2期 6月制作
- 住宅設計の基礎と基礎技術学習
- 1年生の1・2期を通して建築の基礎学習を行います。初期学習として、建築見学によるレポート作成を行い、 基礎技術として情報リテラシーを含むコンピュータ学習を行います。下の作品は2期に行った3次元作品と見学レポート作品です。 並行して2期から住空間の計画に必要な諸寸法を、日本建築に伝わる伝統的な寸法体系や人間工学に基づく寸法体系などを通して学びます。 この期では初期設計手法として各自の考えをフリーハンドでスケッチとしてまとめる学習をします。

![]()
3期 9月制作
- 専用住宅設計と応用技術
- 2期に学んだ木造小住宅空間の計画、設計方法に関する知識を基に4人家族のための戸建住宅の設計を行います。 120m2という極めて一般的な規模の木造2階建て住宅の設計課題です。 また、技術学習では、1・2期に学習した基礎技術を応用技術として昇華していくために独自の室内空間表現を3次元を用いて表現します。 下の作品はその学習で作成した作品となります。

![]()
4期 11月制作
- 二世帯住宅空間設計と設計表現
- 4期では高齢化社会に対応できるような木造2階建て2世帯併用住宅を課題とし、 祖父母と両親、子供世帯がどのように係わりながら生活をしていくのか、 建物とその周辺の住環境との関係も考慮に入れながら設計を行います。 特に高齢者への配慮から「バリアフリー」や「ノーマライゼーション」などの思想についても学び、計画に反映できるようにします。 また、この期に2期にフリーハンドで行った設計作品を2次元・3次元技術を駆使して1枚のプレゼンテーションボードにまとめて発表します。 下の作品がそれにあたります。

![]()
5期 1月制作
- 住宅空間の総合表現
- 5期は、4期に設計を始めた2世帯併用住宅の設計をCAD図面化して仕上げるとともに、1/100スケールの模型を作成、 写真撮影を行い、最終的なプレゼンテーションボードにまとめます。 各自で製作をした作品の特徴を最も効果的に表現できるレイアウト手法についても学びます。 作品はプレゼンテーション(発表)コマという学習時間で発表を行い、複数の教員から講評を受けます。

建築科 2年生作品
1期 5月制作
- 低層RC壁式構造住宅設計
- 2年生の1期では、RC(鉄筋コンクリート)造の設計導入として、RC集合住宅のトレース(写し)とRC壁式構造の設計を通してRCの基礎を学習します。 2年生になると1年生で行った技術学習を建築専門学習に代わって学習します。 基礎導入として1年生の時に行ってきた住宅をベースとした規模を大きくしたRC壁式構造の設計として 2次元・3次元表現までを1期間で仕上げてプレゼンテーションを行います。 この課題が2年生を通して学習する大規模建築設計の基礎となります。

![]()
2・3期 9月制作
- 中高層マンション2,000m2
- 2期では1期に学んだ鉄筋コンクリート造と集合住宅についての知識を 基礎に、中規模集合住宅(2,000m2)の基本設計を行います。実在する敷地を計画敷地とし、実際の法規制を考慮しながら設計を進めます。 法規制、構造、施工のことを考慮しながら現実的な解答を出すのがこの課題の目的です。 さらに集合住宅全体の計画とともに、各住戸内の平面計画の練習も行います。この期では、模型の製作まで行います。

![]()
4期 11月制作
- 複合用途公共施設 5,000m2
- 前半は、11月初旬に行われる「二級建築施工管理技士」の対策講座を中心に授業を行います。 後半は、建築科2年間で行う最後の設計課題として鉄筋コンクリート造の複合用途施設を計画します。 これまで行ってきた戸建住宅、集合住宅、事務所ビルなどの一用途の建物の知識をもとに、 3種類以上の複合用途(集合住宅、公共図書館、役所施設)の建築設計を行います。

![]()
5期 1月制作
- 総合的な設計技術表現
- 5期では、4期に計画した複合用途施設を2次元、3次元を利用して図面化するとともに模型製作と写真撮影を行い、 2年間の集大成となる卒業制作としてプレゼンテーションボードにまとめます。また、大規模特殊建築物の構造、 設備、施工とその積算方法についても学ぶとともに、卒業後の2級建築士試験対策講座も行います。

作品展・コンペ出展作品
年度末の作品発表会で優秀だった作品を、全国専門学校建築教育連絡協議会が主催する「専門学校卒業制作展示会」や、 レモン画翠が主催し大学と共同で行う「学生設計優秀作品展」などにも作品を出展します。 また、授業時間外にコンペ出展作品を制作する学生も多数おり、多くの作品を制作していきます。
路地消化~The building digests an alley~ 堀井 桂太さん
- 小田急の路地の地下化に伴う再開発によって、下北沢の親しみ易いスケールの小さな町が失われようとしています。 この町の抱える問題はいくつかありますが、この作品では、木造密集地帯に関わる防災の面を解消しながら町の記憶を残すことに焦点が当てられています。 町の記憶を、路地空間がもつ風景の地と図を反転させることによって立体的に建築化していることが特徴的。 将来の人口減少を視野に入れ、防災を考慮した耐火建築物による提案は、開放的であり、 のびやかな町の楽しさを作り出していながらも、かつてこの町が持っていた原風景を違ったかたちで継続させ、 新しい風景を作り出しています。コンセプトから空間まで明快で秀逸な作品といえるでしょう。


新しいスタイルのためのイマジネーション 林田 陽介さん
- Communicationのデジタル化が急激に発展し、本来の形である、人と人とが会うなどの直接的なCommunicationという概念は抽象度が高く、 各人の解釈にレベル差が生じやすいという問題があります。そこで、Communicationそのものの明確化ではなく、 それが必要とされる環境(シーン)を明確にすることを考えました。その作業過程で生み出された新しい概念が、Communication & Collaborationです。



