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「国際植物の日」
("Fascination of Plants Day")とは、欧州植物科学機構(European Plant Science Organisation; EPSO)主導による「世界のみんなで植物のたいせつさを考える日」です。
「国際植物の日」の特別企画として第10回TTCバイオカフェを、2013年5月24日(金)に行いました。
本TTCバイオカフェは、NPO法人くらしとバイオプラザ21主催、独立行政法人 農業生物資源研究所東京テクニカルカレッジ共催による実施しました。
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陽が傾きだした夕方6時から、黒木彩香さん、田中景子さん、芝原恭子さんチーム(東京大学大学院・学生)による心温まるクラリネットとファゴット演奏の音色が参加者を迎えてくれました。
三上孝明校長のウェルカムスピーチに続き、佐々義子先生(くらしとバイオプラザ21常務理事)から、国際植物の日について、テーマの概要についてお話がありました。

今回のTTCバイオカフェは、石橋和大先生(農業生物資源研究所)を演者にお招きし、「感染する?しない?植物とウイルスのミクロな駆け引き」と題してお話いただき、その後フロアを交えて話し合いました。

講演の要旨、先生のご紹介は、ここをクリック。

 
石橋和大先生

  
石橋先生のご講演とフロアでの対話

ご講演は、ウイルスは、生物でしょうか?というウイルスとはなにか?どのように研究するのか?というお話からはじまり、先生が研究されているトマトに病気を起こすウイルスを攻撃するトマトがもつウイルス抵抗物質の実態、そしてウイルスと植物のミクロな駆け引きについてお話しくださいました。本当は最先端のかなり難解な研究内容ですが、工夫をこらしたスライドで分かりやすく説明してくださいました。先生の研究は、ウイルス病の予防に役立つものです。
フロアからとの活発な話し合いが30分あまりも続き、参加者と一体となる楽しいバイオカフェでした。

先生のお話、その後のフロアとの話し合いの詳細については、
NPO法人くらしとバイオプラザ21のバイオカフェレポートをごらんください。


また、「国際植物の日:Fascination of Plants Day(FoPD)」のSuccess story 2013のサイトには、TTCバイオカフェを含め、日本で行われたイベントのいくつかが紹介されています。また、海外のイベントにもリンクしています。ご覧ください。

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左から田中景子さん(クラリネット)、芝原恭子さん(ファゴット)、黒木彩香さん(クラリネット)

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司会進行の佐々義子先生

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三上孝明校長のウェルカムスピーチ


バイオカフェでおなじみとなった佐々先生手作りのパウンドケーキ(美味しい!!)


暖かい5月の黄昏のなかの開催でした。

次回のTTCバイオカフェは、11月に計画中です。開催が決まりましたらこのブログで紹介いたします。

これまでのTTCバイオカフェは下記をご覧ください。
第1回2009年11月27日
「チョコレートの秘密〜ポリフェノールの科学」(梶睦先生 明治製菓)案内レポート
第2回2010年9月17日
「グリーンイノベーション」(田部井豊先生 独立行政法人 農業生物資源研究所)案内レポート
第3回2010年11月26日
「健康予測からご先祖のことまでわかる遺伝子診断」(田村智英子先生 木場公園クリニック)案内、 レポート
第4回2011年9月16日
「ゲノムの話〜どうしてガンはできるのか」(大藤道衛 東京テクニカルカレッジ・バイオ科)案内、 レポート
第5回2011年10月25日
「植物のストレス応答〜私が植物から学んだこと」(佐々義子先生 NPO法人くらしとバイオプラザ21)案内レポート
第6回2012年2月3日
「意外としたたかな植物 〜植物のストレス応答のしくみ解明と応用への試み〜」(光原一朗先生 独立行政法人 農業生物資源研究所 植物・微生物間相互作用研究ユニット )案内レポート
第7回2012年5月18日
「植物と微生物における共生の進化 〜根粒を環境に優しい農業に役立てるには?〜」(林誠先生 独立行政法人 農業生物資源研究所 植物共生機構研究ユニット長)
案内当日の様子レポート
第8回2012年11月30日
「保存料をめぐるいろいろな誤解と実際」(荒井祥先生 上野製薬株式会社)案内当日の様子レポート
第9回2013年2月1日「ブタとゲノムのおいしい関係〜ゲノム情報を使ったブタの品種改良〜」(美川 智先生 独立行政法人農業生物資源研究所)
案内当日の様子レポート