ナイチンゲールは建築家だった?

建築計画兇箸い講義がある。この講義は用途別に建築設計の方法を学ぶ講座です。
病院建築について講義をするのですが、今回はナイチンゲールについての文献をよんでみるとなるほどと思える文献を探すことができました。

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フローレンス ナイチンゲール(1820年〜1910年)
は、看護師であり、看護教育、統計学者として、また女性の地位向上に一生をささげた人としてあまりにも有名です。彼女のフローレンスはイタリアのフィレンツェ生まれといういみです。
 なんと、建築を学ぶときにこんな言葉がありました。「ナイチンゲール病棟」(『病院覚え書』(Note on Hospital))といいます。

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ナイチンゲールの考えた病棟という考え方は現代でも病院を計画する際の基本的な考え方になっています。


実は、ナイチンゲールは病院計画学の第一人者であったのです。日本の今の病院の計画は複雑ですが、換気のあり方や窓の大きさ、1床分の広さ等、このナイチンゲール病棟を基本に考えていることが多いのです。確かに、現在の病院の病室は患者のプライベートを考えているので個室主義、小部屋主義が主流派ですが、ナイチンゲールは200畳(720屐砲魎靄榲な単位として考えていたようです。


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現代の病室管理は当然、機械で管理されいます。ナイチンゲールが考えた病室とは実は人間と人間がコミュニケーションしながら管理する病室だったのかもしれません。


しかも、ワンルーム25m×25mですから巨大な部屋です。イギリスの聖トーマス病院等の例でもわかるのですが、非常に行き届いた介護ができたようです。ナースステーションが真ん中に位置するのは現在の病棟計画の基本です。このときにベッドの間隔や広さも決められているわけですから、計画学者としては超一流ですね。