●3月4日から3月12日の8泊9日で行われた今回の研修では、ドイツとフランスの2ヵ国を訪問し、ベルリンやパリなどの都市を中心に研修を実施しました。最初に訪れたベルリンでは、「ベルリン・フィルハーモニー」や「AEGタービン工場」、世界遺産でもある「モダニズム集合住宅群」などのモダニズム建築をはじめ、「ユダヤ博物館」、「連邦議会新議事堂」、「ソニーセンター」などの最新の建築まで幅広く見る事ができました。

●次に訪れたパリでは、「ノートルダム大聖堂」や「サヴォア邸」、「ポンピドゥー・センター」、「アラブ世界研究所」などの古今の建築物のみならず、ルーブル美術館の収蔵物やまちなみそのものを生きた教材として研修を実施しました。

●また、ベルリンからパリまでの交通手段を陸路とし、ベルリンからスイスのバーゼルまで寝台列車、バーゼルから同じくスイスのベルンをバスで移動しながらの全員研修、ベルンからフランスのソショーという街で一泊し、バスでパリへと向かいます。当初は2ヵ国という形で研修の予定を立てていましたが、ベルリンとパリの中継地点、スイスのバーゼル、ベルンにも魅力的な建築物が数多く点在しているので、ここでもバスで移動を行いながらの全体での研修を行うことが出来ました。

●ここからは、今回の研修に参加したインテリア科学生に、スイスのバーゼルとベルンでのインテリア科学生の様子を報告してもらいます。

〜円香さんの研修レポート〜
前日深夜にドイツのベルリンから寝台列車に乗り込み電車に揺られ、早朝、国境を越えた先スイスのバーゼルに到着しました。
スイスでの研修は、貸切バスを利用し全員での研修でした。バーゼル到着後、早速バスに乗り込み研修が始まりました。

シグナルボックス 国際決済銀行
▲(左)スイスに着いて最初に行ったバーゼルSBB駅の信号所のシグナルボックス。これは、ヘルツォーク&ド・ ムーロンの設計です。
▲(右)マリオ・ボッタ設計の国際決済銀行。正面が階段のような形に切り抜かれているのが面白いと思いました。

SUVA オフィス・ハウス 外壁面
▲SUVAオフィス・ハウス。設計はシグナルボックス同じ、北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」、プラダ・ブティック青山店で有名なヘルツォーク&ド・ムーロン。壁面がガラス張りで一部にタイルが敷き詰められていて面白い建物だなと思いました。

ヴィトラ美術館 ヴィトラハウス
▲(左)フランク・オー・ゲーリー設計のヴィトラ美術館(ドイツ)。スイスとドイツの国境付近にあります。
▲(右)ヴィトラ美術館と同じ敷地内にあるヴィトラハウス。ミュージアムショップがある建物は家を重ねたような感じになっています。日本にはない建物で変わっていて建物を見ているだけでも楽しめました。

ゾウさん♪ いっぱいのゾウさん♪
▲外にあったゾウのチェア(←多分)置き方が面白くて柵に乗っているのや組体操っぽいゾウのチェアがありました。

ヴィトラハウスのショップ 有名家具のミニチュア

時計 雑貨
▲ヴィトラハウス1階のショップコーナ。授業で見たことがあるイスや可愛い時計、雑貨がありました。

照明
▲こちらも授業で見たことがある照明がありました。

カラフルなイス ハートチェア
▲(左)2階は展示になっていて、気に入ったのが10色のカラフルなイスでした。
▲(右)ハート型のイス(ハートチェア)や変わった形のイスやソファがあって見ていて楽しかったです。

コーディネートされた空間 コーディネートされた空間
▲コーディネートされたコーナーがあって、住宅などの家具のレイアウトの参考になりました。

ヴィトラハウス
▲(左)地下にあったトイレ。赤と黒で目が痛かった!
▲(中)ミュージアムショップで買ったぬいぐるみ。靴下の素材でできていて可愛かったので買いました。
▲(右)小物も可愛かったです。

バイエラー財団美術館 パウル・クレー・センター
▲(左)レンゾ・ピアノ設計のバイエラー財団美術館。
▲(右)レンゾ・ピアノ設計のパウル・クレー・センターで記念撮影をしました♪

ベルン旧市街の川と街並み 配線が・・・
▲(左)ベルン旧市街(スイス)。美しい街並みは世界遺産に指定されています。
▲(右)街の中は路面電車が走っており、いろいろな配線が張り巡らされていました。

時計塔をバックに記念撮影♪ からくり時計
▲後ろに見えるのは、ベルン旧市街(世界遺産)の時計塔。時計塔は毎時4分前から動き出します。

街にある11個の噴水
▲ベルン旧市街には11個の噴水があり、すべての噴水にはそれぞれ違う彫像が飾られています。写真右は「子どもを食べる鬼像」の噴水です。とてもインパクトがありました。

ベルンにあった面白いもの♪
▲(左・中)ドアノブの形が変わった形をしていたので面白かったです。
▲(右)集合場所で待っていた時に見つけたレストランの看板メニュー。日本語で書かれていて少し文がおかしいところに笑えました。

ウエストサイド・ベルン ウエストサイド・ベルン内部
▲ウエストサイド・ベルン(ショッピングセンター)。ショッピングセンターなのに、建物にはウォータースライダーが完備されていました。赤い部分がウォータースライダーです。これは、ダニエル・リべスキンドの設計です。

●研修4日目は、スイスから始まり → ドイツ → スイス → フランスと、1日で国境を3度またぎ3つの国を移動していたのにはビックリしました。初めての海外にしてめったにない経験をして良かったなと思いました。

●建物や建具や手摺など変わった形のものがたくさんあったり、バイエラー財団美術館の外と室内の繋がりの関係を考えたりして勉強になりました。研修の目的を忘れてしまうくらいに食べ物が美味しかったり、雑貨が可愛かったりして楽しかったです。


●次回は、ル・コルビュジェの初めての宗教建築のロンシャンの礼拝堂、昨年5月に完成したばかりのポンピドゥーセンターメッスの研修模様を報告します。


〜2010年度_建築・インテリア海外研修_index〜
ドイツ(ベルリン)1日目
ドイツ(ベルリン)2日目
■スイス(バーゼル/ベルン)〜now〜
フランス郊外(ベルフォール/メッス)
フランス(パリ)1日目
フランス(パリ)2日目