●2年前に発生したリーマンショック以来厳しい就職状況が続いています。当インテリア科においても昨年度に引き続き今年度も苦戦を強いられましたが、1月12日をもって就職希望者全員が就職を決めることができました。これで7年連続の就職率100%達成となりました。

●今回のブログでは、就職を決めた2年生に、就職活動で苦しんだこと、就職が決まった喜び、そしてこれからの抱負を語ってもらいました。


■隼人君(2年生)・・・・・・・・・・・・・・・・・・大塚家具株式会社内定  お客様に満足していただける接客ができるよう頑張っていきたい!

 私は入学当初から販売の仕事につきたいと考えており、実際就職活動も販売職を中心に行ってきました。しかし、販売職は元々新卒採用を行っている企業が少なく、また昨今の経済不況の煽りを受け、就職活動はとても大変でした。
 何社かから不採用の通知を受け取った後、6月頃に選考へ進んだのが大塚家具でした。大塚家具では、学力検査、グループディスカッション、模擬接客、面接など5度の選考を経て、なんとか内定をいただくことができました。
 私としては、1年次にインテリアコーディネーター1次試験に合格していた事、インターンシップで販売・接客の業務を経験していた事が内定に繋がったのではないかと考えています。この不況下で内定をいただけて、とてもほっとした気持ちです。
今後は、学校で学んだインテリアの知識を生かし、お客様に満足していただける接客ができるよう、頑張っていきたいと考えています。


■し乃さん(2年生)・・・・・・・・・・清水建設株式会社事業本部内定  責任を感じながら、やりがいをもって仕事をしたい。

 就職活動では面接対策が大変でした。最初に採用試験を受けた会社では、緊張しすぎてしまい、うまく話すことができませんでした。数社の面接を受けると、雰囲気にも慣れ、少しずつ話したいことを話せるようになりました。内定をいただいた時には本当にほっとしました。また、希望していた職種につけたこともあり、とてもうれしかったです。
 学校ではAutoCADを使って図面を描いたり、Shadeを使って図面を3Dで表現してきました。入社後は施工図を描く仕事につきます。これまで学んだことを活かして、入社後も新しい知識や技術を吸収して、多くの種類の建築物の建設に携わっていきたいと思います。
 自分が描いた図面をもとに建物がつくられていく責任を感じながら、やりがいをもって仕事をしたいです。



■政桓君(2年生)・・・・・・・・・・・・・・・・武蔵野工業株式会社内定  日本で頑張れると思うととてもドキドキします。

 僕は韓国から来た留学生です。外国人の僕が日本で就職ができて、ここに感想を書けるようになって、とてもうれしいです。
 僕はインテリアを考えるのが好きで、その好きなことを仕事したいと思い、日本でインテリアを学ぼうと決めました。日本での学校生活はとても楽しく、時間が過ぎれば過ぎるほどもっと日本にいたい、そして自分がしたい仕事に就きたいと思うようになりました。
 1年の終わりから就職活動をはじめ、2年生に入ってから本格的に取り組みました。まず外国人を採用する会社が少ないのにびっくりしました。内定をいただいた会社も最初は外国人の採用は考えてられなかったようですが、「会って話しましょう」と言われ、会社訪問、1次面接、2次面接と進む中で、私を日本人と同じように見てくださいました。
 この会社ではじめての外国人採用となりましたが、これからも日本で頑張れると思うととてもドキドキします。本当に就職が決まってよかったです。


■ことみさん(TA)・・・・・・・・・TOTOエキスパート株式会社内定  粘り強く、そして、毎日楽しく頑張っていきたい。

 就職活動で苦労したことは、自分をアピールすることです。周りの就活生の迫力に圧倒され、伝えたい事をすべて伝えきれない事も多々あり、落ち込んだ時もありました。しかし、意志を曲げずに就職活動を続けた結果、やりたいと思っていた仕事に就く事ができたので、今は素直にうれしいです。
 学校での学びは、最後まで諦めないで続けるという事。勉強をして結果が出なかった時は、本当に悔しく思いしましたが、諦めないで再びチャレンジしたことが、うれしい結果につながりました。
 この体験を忘れず、これから先も諦めずに粘り強く、そして、毎日楽しく仕事を頑張っていきたいと思います。



●2年生の皆さん、TAのことみさん、内定獲得おめでとう。
大変苦しい就職活動でしたが、その中でいろいろなことを考えたことと思います。特に自分自身のことを深く考えたのではないでしょうか。自分は何にむいているのか、自分は何をしたいのか、自分はどう生きたいのか、社会とどう向き合うのか、そんな自問自答を繰り返したことと思います。当然そんな難しい問いに、答えは簡単に見つからないと思いますが、10年後、20年後、30年後の自己実現を目指しながら、今見つけた答えの中で、さらに自問自答を繰り返して成長を続けてほしいと思います。

●そして、1年生の皆さん、いよいよ皆さんの番ですね。
ここ数年は3月の下旬まで、2年生の就職活動を支援しているため、1年生が出遅れる傾向にありました。しかし、例年になく2年生の就職が早く決まったため、今年は早くから1年生の支援に本腰が入れられます。2年生が就職活動の中、自分は何がしたいのか、社会とどう向き合うのか、自問自答を重ねたように、皆さんも自問自答を繰り返して下さい。深く問えば問うただけ、「内定」「就職」というかたちで出た答えに意味が出てくると思います。

●では、来年度も厳しい状況が続くことと思いますが、1年生は「就活」というフィールドで、2年生は「就職」という新しいフィールドで、将来の自己実現に向けて頑張ってほしいと思います。