●当校インテリア科では、ただ単にインテリアを教科書から学ぶだけでなく、理解を深めさらなる好奇心を触発するために、実際にインテリアショップやショールーム、デザイナーズホテルなどに出掛け、デザインの現場で実践的に学ぶことに力を注いでいます。

●6月21日(月)2年生の「素材2・木質材料」の授業では、インテリアを実際の現場で学ぶ一環として、ウッドワン新宿ショールームをお訪ねし、実際の製品を手に取りながら、フローリング・木製扉などの木質仕上材に関して学びました。

ウッドワンの事業概要をお聞きする。  ニュージーランドの植林事業に関して学ぶ。
▲はじめに、ニュージーランドでの植林事業などウッドワンの事業概要をお話いただきました。

●ウッドワンは、ニュージーランドにおいて東京23区にも匹敵する広大な面積の植林事業を展開させ、パイン材およびそれからつくられる木質材料を生産供給しています。ここでは、植林事業の概要のほか、一本のパイン材が、根元から1/3の部分は無垢材に、中央の1/3はLVLなどの積層材に、まとまった部材が確保できない頂部の1/3を木片などにしてパーティクルボードなどの加工品へと、無駄なく活用されている状況をわかりやすく解説していただきました。

浮造り加工の肌触りを確かめる。  床暖房用フローリングに関して学ぶ。
▲フローリング材について学ぶ。
左は「浮造り加工」フローリング、右は床暖房用フローリング。
「浮造り加工」フローリングは、足触りが心地よく、また独特の風合いがあり良質な空間が展開されていました。そうした風合いを、学生達は自分たちの目で見て、触って、感じ取っていきます。

建具の構造と材料に関して学ぶ。  建具の構造と材料に関して学ぶ。
▲建具の構造と建具に用いる材料に関して学ぶ。

建具製品に関して学ぶ。  建具製品に関して学ぶ。
▲建具製品に関して学ぶ。
木製建具(扉)は大きく框構造とフラッシュ構造に分けることができますが、ここでは、その両者に関して製品の特徴・デザインバリエーションを解説いただきました。

▲キッチン材に関して学ぶ。  ▲キッチン材に関して学ぶ。
▲キッチン材に関して学ぶ。


●先回の木質材料の校外授業では「木材合板博物館」をお訪ねして、木材およびそれらの加工品に関して学習しましたが、今回のウッドワンでの校外授業では、「木材合板博物館」の授業で学んだ木材および加工品が、実際にどのように仕上材という製品に活用されているのか学ぶことができました。2つの校外授業をとおして、一本の木がどのように加工され、そして最終的な製品として私達の暮らしに活用されているのか、理解することができました。

●授業をとおしてLVLやPSL、浮造りなどの難しい言葉も出てきましたが、こうした言葉を教室の中で単なる試験用語として暗記することほど意味のないことはありません。校外授業をとおして、実物を見ていく中で、生きた知識として理解してほしいと思います。

●最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださったウッドワン新宿ショールームのスタッフの皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。