●当校インテリア科では、ただ単にインテリアを教科書から学ぶだけでなく、理解を深めさらなる好奇心を触発するために、実際にインテリアショップやショールーム、デザイナーズホテルなどに出掛け、デザインの現場で実践的に学ぶことに力を注いでいます。

●6月24日(木)2年生の「素材3(ファブリックス)」の授業では、インテリアを実際の現場で学ぶ一環として、マナトレ−ディングのショールームをお訪ねし、実際にヨーロッパから輸入された商品を手に取りながら、ファブリックスの最新トレンドに関して学びました。
スライドで2010年のトレンドを知る。  「manas  information vol.36」の表紙
▲右:はじめにマーケティング部企画室の高田課長より、スライドを用いて2010年のトレンドの傾向とドイツの「SAHCO(サコ)」や、イギリスの「OSBORNE & LITTLE(オズボーン&リトル)」など、マナトレーディングがあつかうブランドの特長を解説いただきました。
▲左:2010年のトレンドをまとめたマナトレーディング発行の情報誌「manas information vol.36」の表紙

「Sanderson(サンダーソン)」の紹介頁1「Sanderson(サンダーソン)」の紹介頁2
▲上記「manas information vol.36」より、イギリスのブランド「Sanderson(サンダーソン)」の紹介頁。
●クラシックな植物柄を現代に合わせて新たにデザインし直した製品。大柄な植物柄とやわらかな色調がクラッシックな印象ともに、コンテンポラリーな印象を与えてます。

「OSBORNE & LITTLE(オズボーン&リトル)」の紹介頁1「OSBORNE & LITTLE(オズボーン&リトル)」の紹介頁2
▲イギリスの「OSBORNE & LITTLE(オズボーン&リトル)」の「SALON VELVETS」の紹介頁。
●深い色味とベルベットならではのグラマラスな質感がとても優雅な印象を与えています。これもクラシックな空間にもコンテンポラリーな空間にもよく合うデザインと言えます。

「SAHCO(サコ)」の紹介頁1「SAHCO(サコ)」の紹介頁2
▲ドイツのブランド「SAHCO(サコ)」の「BYZANTINE」の紹介頁。
●ビザンチン建築の最高傑作ハギア・ソフィア大聖堂にインスピレーションを得たコレクション。きれいなグラデーションと光沢感が独特の存在感を発揮しています。

実際に「SAHCO(サコ)」の「BYZANTINE」を見る。  実際の商品を手にに取りながら、肌触りなどを確認する。
▲2010年のトレンドと各ブランドの特長のお話の後、実際の商品をテーブルに広げながら理解を深めていきます。
さっそく、前に紹介した「SAHCO(サコ)」の「BYZANTINE」を見せていただきました。紹介された商品を実際に自分の手に取りながら、肌触りやバリエーションなどを確認していきます。美しいファブリックスに囲まれ、皆、いつになく興奮気味です。

次々に紹介される新作のファブリックス  まるでファッションショーのようです。
▲次々に紹介される新作のファブリックス。テーブルの上は、まるでファッションショーのようです。

美しいファブリックスの数々  どのファブリックスも本当にため息ものです。
▲広げられ幾重にも重ねられていく美しいファブリックスの数々。どのファブリックスも本当にため息ものです。


●今回の校外学習では、輸入ファブリックスに関しブランドとその特長、そして最新のトレンドまで、実物を自分の手に取りながら具体的に学ぶことができました。特に、高田課長の豊富な知識に裏づけされた、そしてファブリックスに対する愛情と情熱のこもったお話に、ファブリックスの世界がとてつもなく奥の深い世界であることを強く感じることができました。正直なところ、その深遠さに、今年も興奮を通り過ぎて鳥肌が立つ思いでした。
(やはりマナのファブリクスの美しさを、私の貧弱な言葉で伝えることは不可能です。是非HPを見、実際にショールームを訪ね、実物を見ていただきたいと思います。)

●マナのショールームには、日頃我々が慣れ親しんでいるファブリックスの世界とは異なり、芸術ともよべる世界があります。しかし、逆にそれは芸術ではありますが、我々が日々使うことのできる「もの」でもあります。こうした「最高級のもの」と向かい合った時、それらをどう使いこなし、どのような空間を創造することができるのか、デザイナーとしての、コーディネーターとしての本当の力量が問われてくるのだと思います。

●学生の皆にとって、この校外学習が、ファブリックの世界の深遠さを感じる機会になるとともに、インテリアのプロフェショナルとして、自分自身がそれらとどう向き合うことができるのかを考えるきっかけになってほしいと思います。

●最後に、このようなことを考える貴重な機会を与えてくださったマナトレーディングの高田課長をはじめスタッフの皆様に感謝申し上げます。この度は本当にありがとうございました。