「福祉住環境デザイン」の授業で体験実習を行ってまいりました。授業では「福祉住環境コーディネーター検定試験2級」東商(厚さを測ってみると28mmもありました)の本を利用しておりますが、本の中身を体験してまいりました。少子高齢化が進み、65歳以上の高齢者は2013年(H25年)には25%を、2023年(H35年)には30%の高齢化率になろうとしています。建築社会に進んでいく彼ら若者に今後の実態を予測しながら、建築を学習していってもらいたいと思いをこめて引率をいたしました。

実際の高齢とはどんな身体状態であろうか。

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うらしま太郎の擬似体験をしました。以下はセットした内容です。
ー栓:老人性難聴の特有の高音域の聞き取りにくさを体験します。材質は発泡ポリマーでできていて誰の耳にもフィットし傷つける事はありません。(3000〜4000ヘルツの音域を遮断し、500〜1000ヘルツの音を通しやすいもの)
▲瓮ネ:白内障による色覚変化とぼやけて見える状態、加齢による視野の狭さや薄暗さを体験します。
2拿泥船腑奪:体験者の体重に合わせた付加をかけ前屈み状態を体験します。
どサポーター:加齢による関節の動きにくさを体験します。
ド┘汽檗璽拭次膝にサポーター、足首に重りをつけ、筋力の低下に伴い、膝関節が動きにくくなる状態 を体験します。
Ψし織汽檗璽拭次足首を半固定することにより、つま先が上がりにくい状態を体験します。
Ы鼎蝓足首・手首の2箇所に付加をかけることによって動作を緩慢にし筋力の衰えを体験します。
┝蠡洌貅亜皮膚感覚の衰え、物がつかみづらい、指先の細かい作業がしづらい等を体験します。

うらしま太郎の装置をつけて、少し動いてみました。なかなか思うように体が動きません。

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まずは階段で動きを試して見ます。45°と30°の傾斜を体験。
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車椅子ではドアの枠の少しの段差を「すりつけ板」で対応をしてその違いを実施。
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浴槽への出入り、やはり足が思うように上がりません。
実体験をすることにより、浴槽と洗い場の高さの調整が図面上整理ができるようになると思います
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室温と老人の血圧の関係を体験しました。左腕に血圧計をセットしながら、右腕を冷水で冷やすことによる、血圧の変化を見てみました。居間から温度の低い廊下などに急に出て行くと、血圧の変化を生じて体によくありません。それを考えると建物全体を温度の差が無いよう冬は暖房すべきですね。
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