高さ 

先週アップした、川崎先生の記事は読んでいただきましたか?
私の記事にも登場させている「ブルジュ・ドバイ」
「ブルジュ・ハリファ」と正式に命名されました

その高さ828m

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このブルジュ・ハリファは最後まで正式な高さが なぞ でした。完成時の正確な高さを公開しないのです。
私の前回(10月13日)の記事では<818m>としてお話ししていました。その時点で報道された、「・・・らしい」という高さだったわけです。


なぜか?  世界一を「競う」ということに起因しています。このタワーの建設に対抗していずこかでこれより高い建物が建てられてしまうと「世界一」になれないではないか・・・という話なのです。しかし、実際は同時進行、もしくは近い時期にこれを超える計画、施工がおこなわれるなら、世間は気がつきますけどね・・

同じようなお話しですが

「新東京タワー(東京スカイツリー)」が話題ですが、計画当初は610.58mと発表されましたが、建設中の「広州タワー」が610mということで、どちらが世界一の「タワー」かと競い合う中、完成時の高さは教えない(不明)という状態だったのですが、昨年10月16日に634mに決定したと発表がありました。日本的な語呂合わせ 634 六三四 ムサシ だそうです
これでスカイツリーは自立式電波塔として世界一になります。
まさか広州タワーがあと25mの「棒」を継ぎ足して世界一だ!とは名乗らないと思いますが・・



さて、「高さ」についてもう少しお話します

「バベルの塔」って聞いたことありますか?

旧約聖書の「創世記」の中で語られている実在しなかったとされる巨大な塔です。事実でないといわれていますが、キリスト教ではしっかりと「事実」として捉えられています。

古代メソポタミアの中心都市「バビロン」にあったと言われる、らせん状に伸びてく形状をもつ建造物です。



「天上の神」への畏敬の姿勢は天を仰ぐことから離れ、「神を超えよう」とする人間の欲となってその姿を現します。

バベルの塔は自らの重みに耐えかねて崩れた・・・

といわれています

また、神の怒りに触れたために崩れ落ちたのだともいわれています



現在、高さを競う超高層の世界は、「自らの重みに耐えかねて崩れる」ことはなくなりましたが、倒壊の危険は付きまといます。天変地異はどのような形で建物を襲うか・・・安全に建っていてもらわなくては困ります

川崎先生の「柔構造と剛構造について」をもう一度みていただくと、高さへの挑戦、倒れない建物、壊れない建物についてがわかります。

さて、バベルの塔はブリック(レンガ)を積み上げて建造しているのですが、このレンガがどれほどの重みに耐えられるか?レンガの種類も、日干しレンガ、焼成レンガと種類もたくさんあるのですが、ここでのレンガは日干しレンガとしておきましょう。



崩れない、こわれないためにどうすれば良いか・・・

素直に考えれば、高く積み上げるために、底辺を広くしていくことが考えられます。

さて、その限界高さは

137mといわれています

いかに底辺を広げても、137mが限界なのだそうです。
レンガは重さに耐えかねて「破断」してしまいます。くだけてしまうわけです。材料のもつ強さの限界に達すると外の力を加えないでも自らの重みで壊れてしまいます。

さて、この137mという数字ですが 偶然なのか、ここからの言われなのか、詳しくしらべてからでないと確かなことはいえませんが、私の記憶ではこう覚えています・・

「ギザのピラミッ(クフ王のピラミッド)」の高さは137m (当初146.6mあった)

と一致する。・・・と



「ピラミッドの高さは137m」と記憶していたため、昨年のニュースで私の記憶を刺激したことがありました

北海道岩見沢駅・・
公開コンペでデザインを決定した駅ですが




137mのレンガの壁です

こちらは横に長いのですが・・一致しますねええ やっぱり意識したのでしょうかねえ

高さに対する強い願望はいまだ人類に残っています。

今後、フランク・ロイド・ライトの描いた1600mのタワー(マイルタワー)が実現する日も遠くありません。

計画ではドバイに1200mの「アル・ブルジュ」、さらにサウジアラビアに1600m(1マイル)のビルの建設予定があるといいます。



アラブ首長国連邦、ドバイショックは記憶に新しいことです。経済がしっかり回って、最高の舞台をそろえて、高さへの夢を追い続けてほしいと思います。

いつか、インターナショナルな活躍の場を見つけて、「世界一」のノッポビルの「監督」をする・・という夢・・素敵ではないですか

大きな夢ですが・・